親知らずの抜歯

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親知らずはいつ生えてくる?

10歳前後の親知らずの抜歯も可能です!

親知らずを抜歯する場合、一般的に親知らずが生え終わる、18歳以降に抜歯を検討される方が多いです。ですが、親知らずが誕生したばかり(歯胚)の状態で抜くことも可能なことをご存じでしょうか。歯胚はまた柔らかいため、硬くなった親知らずを抜歯するよりも負担が少なくすみます。お子様の術後の痛み・腫れを抑えることができるためおすすめです。また第2臼歯が生えてくる12歳前後は、周囲の歯も発達してくる時期のため親知らずが骨の奥側へ引っ込むことが多いので歯を抜く難易度も高くなっていきます。そのため、7~10歳(小学校2年生〜4年生)くらいに親知らずを抜歯するとお子様の負担が少なくすむケースが多いです。
そもそも親知らずとは?

親知らずとは、口腔内の一番奥に生えてくる歯で、前から数えると8番目になる歯です。注意点としては、普通の歯みたいに真っ直ぐに生えてこないで、斜めに生えてきたり、横向きに生えてきたりします。(※個人差があります。)そのため、歯磨きがしにくく清掃不足でむし歯の原因になったり歯肉炎、歯周病になったりすることがあります。さらには、痛みを伴うこともあるため、周囲に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、抜歯をおすすめします。

親知らずを放置しておくりスク

親知らずを放置しておくりスクまっすぐに生えていて、周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性が低い場合には必ず抜歯をしなくてはいけないという訳ではありません。しかし、親知らずがまっすぐ生えるケースは実際あまり多くなく、斜めや横向きに生えてくる場合がほとんどです。その結果、周囲の歯に悪影響を及ぼし、歯並びが乱れたり、むし歯になりやすい状態になったりします。お子様につらい思いをさせないためにも、痛くなくても7歳~10歳頃に一度歯科医院で診断を受けることをおすすめします。

歯並びが乱れる原因になる

歯胚が誕生して親知らずが生える時に、隣の歯を押すことで歯並びが乱れる原因になりやすいです。特に横向きの親知らずは、押す力が強いため注意しましょう。

むし歯や歯周病になりやすくなる

親知らずが悪い状態で生えてきた場合、歯磨きがしづらくなるため歯垢が溜まりやすくなります。その結果、口腔内を清潔に保ることが難しいなるため、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

口臭が強くなる可能性がある

むし歯や歯周病のリスクが高まっているため、口臭がきつくなる可能性があります。

当院の安全な親知らずの抜歯

歯科用CTで正確な診断

歯科用CTで正確な診断親知らずを抜いた後は、腫れや痛みが伴うことが多いですが、なるべく負担を軽減するため当院では歯科用CTでの正確な診断を重視しています。親知らずの周辺には下歯槽神経(かしそうしんけい)という大事な太い血管が通っていますのでこの神経を傷つけないように、歯科用CTを抜歯前に撮り、親知らずと神経の距離がどのくらいあるのかを確認します。 また親知らずの生え方やどのくらい埋まっているかを抜歯前に把握することで安全に確実な治療を行なうことが出来ます。 歯科用CT撮影後に、口腔内の状態を丁寧に分かりやすくお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

丁寧で分かりやすい説明

当院では、歯科用CTで撮影後、口腔内の状態がどのようになっているか分かりやすく丁寧にご説明しています。抜歯するのが、不安・怖いといったお子様にも安心して受けて頂くための取り組みの1つです。また、抜歯の際にも麻酔がしっかり効いてから開始しますのでご安心ください。

お子様の親知らずの抜歯をご検討中の方へ

7~10歳に一度ご相談ください!

7~10歳に一度ご相談ください!現状、歯胚の状態で親知らずを抜歯する方はあまり多くありません。親知らずが痛いなどの症状が出てから、歯科医院に行って親知らずの抜歯、歯並びも乱れている場合には、矯正治療も検討するという方がほとんどです。しかし、子どもの頃から、定期検診を受けて口腔内の状態を確認しておくことで、歯並びが悪くなるリスクを軽減することができ、お子様の負担や総合的な治療費も抑えることが可能です。歯胚(歯の芽)の段階での抜歯を「ジャームエクトミー」と言います。この段階では、お子様の顎の骨も柔らかいため痛みも少なく抜くことができるためおすすめです。「ジャームエクトミー」をご検討される場合は7歳頃が理想的なタイミングですのでお気軽にご相談ください。抜歯後もケアも丁寧に行うことができますのでご安心頂ければと思います。

歯が生えてくる前(萌出)に親知らず抜歯するタイミング

小学生

歯胚の状態のため、抜きやすく治療時間も短く済むことが多いです。

中学生

お子様の口腔内の状態によって異なりますが、萌出前のことが多いです。歯根も出来上がっていないため、短時間で抜歯できる可能性が高いです。

高校生

個人差がありますが、歯根ができ始めます。歯根と神経の位置がそこまで近くないため、比較的短時間で抜歯できることが多いです。この時期から、萌出が始まる方が増えていきます。

大学生

萌出する方がほとんどになっていきます。友達と「親知らず抜いた?」という会話が出ることもあるかと思います。親知らずの抜歯を検討する場合には、設備が整っていて経験豊富な歯科医師が在籍しているかも確認することをおすすめします。

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