親知らずはいつ生えてくる?
10歳前後の親知らずの抜歯も可能です!
そもそも親知らずとは?
親知らずとは、口腔内の一番奥に生えてくる歯で、前から数えると8番目になる歯です。注意点としては、普通の歯みたいに真っ直ぐに生えてこないで、斜めに生えてきたり、横向きに生えてきたりします。(※個人差があります。)そのため、歯磨きがしにくく清掃不足でむし歯の原因になったり歯肉炎、歯周病になったりすることがあります。さらには、痛みを伴うこともあるため、周囲に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、抜歯をおすすめします。
親知らずを放置しておくりスク
まっすぐに生えていて、周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性が低い場合には必ず抜歯をしなくてはいけないという訳ではありません。しかし、親知らずがまっすぐ生えるケースは実際あまり多くなく、斜めや横向きに生えてくる場合がほとんどです。その結果、周囲の歯に悪影響を及ぼし、歯並びが乱れたり、むし歯になりやすい状態になったりします。お子様につらい思いをさせないためにも、痛くなくても7歳~10歳頃に一度歯科医院で診断を受けることをおすすめします。
歯並びが乱れる原因になる
歯胚が誕生して親知らずが生える時に、隣の歯を押すことで歯並びが乱れる原因になりやすいです。特に横向きの親知らずは、押す力が強いため注意しましょう。
むし歯や歯周病になりやすくなる
親知らずが悪い状態で生えてきた場合、歯磨きがしづらくなるため歯垢が溜まりやすくなります。その結果、口腔内を清潔に保ることが難しいなるため、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
口臭が強くなる可能性がある
むし歯や歯周病のリスクが高まっているため、口臭がきつくなる可能性があります。
当院の安全な親知らずの抜歯
歯科用CTで正確な診断
丁寧で分かりやすい説明
当院では、歯科用CTで撮影後、口腔内の状態がどのようになっているか分かりやすく丁寧にご説明しています。抜歯するのが、不安・怖いといったお子様にも安心して受けて頂くための取り組みの1つです。また、抜歯の際にも麻酔がしっかり効いてから開始しますのでご安心ください。
お子様の親知らずの抜歯をご検討中の方へ
7~10歳に一度ご相談ください!
歯が生えてくる前(萌出)に親知らず抜歯するタイミング
小学生
歯胚の状態のため、抜きやすく治療時間も短く済むことが多いです。
中学生
お子様の口腔内の状態によって異なりますが、萌出前のことが多いです。歯根も出来上がっていないため、短時間で抜歯できる可能性が高いです。
高校生
個人差がありますが、歯根ができ始めます。歯根と神経の位置がそこまで近くないため、比較的短時間で抜歯できることが多いです。この時期から、萌出が始まる方が増えていきます。
大学生
萌出する方がほとんどになっていきます。友達と「親知らず抜いた?」という会話が出ることもあるかと思います。親知らずの抜歯を検討する場合には、設備が整っていて経験豊富な歯科医師が在籍しているかも確認することをおすすめします。